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2005年5月 5日 (木)

考える

小学校の卒業の「しおり」の寄せ書きに「考える」とだけ書いた。人間にとって一番大切なことは何かと考え、それを書こうと思った。その時、パスカルの「人間は考える葦」という言葉が思いついた。人間にとって一番大切なものは「考える」ことではないか、そう思った。確かに、今でも、その思いは変わらない。しかし、思考が外部の何かを、その対象にする前に、思考する自分自身の根本に虚無があることが分かり、愕然とした。その解決がすべてに優先するのではないか。こうして、宗教に触れ、大学では哲学科に在籍した。宗教に関しては、ある体験があり、その限りではまぎれもない現実であった。しかし、その体験後に、また懐疑の中に自発的に紛れ込み、気づいた時は、哲学科の学生であった。なぜ、哲学なのか。それは明確ではなかった。混乱している自己の解明の願いというものが、その目的であったかも知れない。であれば、心理学の方がよかったのかも知れない。こうして、長い時を過ごしてきた。振り返って、人生に大切なのは確固とした目的意識、その一貫性を保持することと思う。それのない人生は、後悔が残るのではないだろうか。

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