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2005年6月 3日 (金)

『信念の魔術』

中学3年生のころ、ブリストル著『信念の魔術』(ダイヤモンド社刊)を読んで、惹かれるものを感じた。そこには奇跡を起こす方法論が具体的に書かれていると思った。この本によって、自分が万能になれるような思いがした。その方法を人生の中で試してみればよかったのかも知れないが、しなかった。一時、「不屈」という言葉に憧れのようなものを感じていたが、主体の弱さの自覚の中で、何か強さといったものを求めていたのだろう。その動機は真剣であった。しかし、高校1年生の時、その動機が突然なくなった。不安というものが、人間の動機を無意識の中で形成しているが、その不安がなくなれば、それまでの生き方は不可能となる。その時、強さというものに魅力を感じなくなった。

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