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2005年9月14日 (水)

第三バチカン公会議

新しいローマ教皇が誕生して、第三バチカン公会議の準備が始まるのではないかと思う。新教皇は教義学の専門家である。第二バチカン公会議の始めたものの総括への着想が出てもよいと、私は思う。その中で最大のテーマはエキュメニズムであったと思う。この試みは、どこへ行くのであろうか。ゴールは、どこなのか、そして、今、そのゴールが明確に意識されているのか。第二バチカン公会議は、カトリック教会にとっては、ある意味で革命的会議であった。それは中世の批判で始まったプロテスタントに近い立場をとったからである。しかし、そのゴールは「新しき中世」なのであって、近世の原理の追認ではないと思う。新教皇は、そのへんはよく熟知されているであろう。カトリック教会が、新教皇と共に「新しき中世」を志向することを期待してもいいのではないかと思う。

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コメント

第三バチカン公会議は、恐らく、開かれるだろう。第一バチカンがテーゼ,第二バチカンがアンチテーゼ、そして第三バチカンがジンテーゼだ。そのような会議が開かれなければならない。第一では、カトリックの立場を鮮明に出した。第二では、その限界を意識して、エキュメニズムの中で、むしろ伝統に否定的な側面を打ち出したと言うべきか。そして、第三では、第二による旅の成果が問われるのだ。そこでは、プロテスタントとの一致が達成されるだろう。世界のキリスト教の流れを、そのように意識する時に、我々は、現在を具体的に読むことが可能となる。

投稿: | 2005年9月18日 (日) 19時03分

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