« 洗礼 | トップページ | 神聖な瞬間 »

2005年9月24日 (土)

聖霊の体験

聖霊は人間の体験の中に現れてくる神である。人間の体験というものは、人間の可能性の範囲内にあると考えられている。しかし、聖霊の体験は、人間の可能性の彼方からやってくる。それまでの体験の主体である己の死が、聖霊の体験の前提であることを意味している。その場合の死とは、神に逆らって立つ主体の放棄を意味している。聖霊が来る時、それは人間に影響を及ぼし、その認識が可能であるという意味で、あえて、体験という言葉を使う。そこでは、人間は完全の受動的である外ない。祈りと信仰が神の働きに何らかの能動的意味を持つといっても、それは神の自由な活動を縛るものではない。主体は神の側にある。われわれは神を知らないのだが、イエスを通して、聖霊がわれわれの心の来る時、神を体験の中で知るのである。

|

« 洗礼 | トップページ | 神聖な瞬間 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104898/6097520

この記事へのトラックバック一覧です: 聖霊の体験:

« 洗礼 | トップページ | 神聖な瞬間 »