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2005年10月 3日 (月)

LOVE2000

シドニー五輪が終わって、テレビで、メダリストたちを集めた特別番組があった。司会は、みのもんた、さん。
   
女子マラソン金メダリストの高橋尚子選手が本番で走る前、音楽を聴いていたという。テレビでは、彼女が少し踊っている映像も流れた。高橋選手は、その曲を聴くと元気が出てくるという。曲は、hitomiの歌う「LOVE2000」。歌詞は彼女の自作である。
   
テレビで、hitomiが登場、高橋選手に続いて、「LOVE2000」の最初の部分を少し歌った。
   
オリンピック金メダリストが言う「元気の出る曲」とは、どんな曲なのか、僕は、知りたくなった。早速、その曲のCDを買ってきた。
聴いて、最初の部分は、何か初めて聴くメロディーとは思えなかった。あとで調べたら、このメロディーは、「激空間プロ野球2000」6,7月のイメージソングで、ジャイアンツ戦が予定放送時間内に終了した時のみ 、番組終了時に流れたという。それで知っていたのだ。
   
今回、全体を聴き終えて、メロディーも歌詞も忘れられない思いがした。
   
「愛はどこからやってくるのでしょう 自分の胸に問いかけた」という フレーズが繰り返されるが、これは、僕にとっては、あの昭和40年代の実存主義のテーマを思いださせるものであった。
   
「あなたにとって、一番大切なものは何か。あなたは、どう生きていくのか」、あの日本が騒然としていた時に問われた、そんな問いが、もう一度、歌われているのだ。
   
愛とは、人間にとって最大の関心事、その本質を、自分の思い・経験の中で知ろうとすること、これは、時代が、どう変わっても、一番多くの人を引きつけることではないだろうか。
   
歌詞を読んでいて、深い思想が語られているような気がした。そして、この曲を、年末の紅白で聴きたくなった。
   
hitomiは、「自分探し癒し系」の歌手ということだが、そのあと、何枚か、彼女のCDを買ってしまった。しかし、やはり、「LOVE2000」が一番、印象に残った。この曲は、高橋選手の金メダルと共に、また2000年の生んだ名曲として も、末永く覚えられるのではないかと、僕は思った。

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