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2005年10月31日 (月)

愛の目的

hitomiさんのCD「LOVE LIFE」の中に、「Love me darling」という新曲がありますね。
その最後にある「I love you for my life 」という部分、最初、ちょっと違和感がありました。
なんで、「for my life」を言わないといけないのか。僕が君を愛するのは、自分のためなんだ、という意味でしょうが、どうして、「自分のため」なんて言うのかな。
愛というものは、そんなものじゃない、と、この部分に最初、打算を感じて、愛とは、自分のための手段なのか、そりゃ、おかしいな、と思いました。
しかし、実は、この部分だけ見ていては、分からないのかも知れないと思います。
そのずっと前に、「誰かを信じきって 自分を見失いそう それは どこか違っている」といういう個所があります。「どこか違っている」という部分に、いつも意識している「自分」を感じますが、それは言って見れば、ものすごい孤独な「自分」ですよね。
「愛する」と「信じる」とは、ちょっと違うけれど、まあ、自分より相手の比重が大きいという点や、その中で、「自分を見失うかも知れない」という点は似ています。それに対する、さめた目というか、抵抗の気持ちが「for my life」の意味かも知れないな、と思いました。
そう解釈すれば、納得しますけれど、それでも、「I love you」の後の「for my life 」は、一般的には、ない方がいいなあ、と思います。loveには打算なんか、ない方がいい。しかし、そこに私が「ある」というのは、それはそれでまたすごいことですね。

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