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2005年12月17日 (土)

姉歯・元建築士の願い

テレビで、耐震強度偽装問題に関する国会中継を見た。耐震強度偽装で、最初の一歩を踏み出した姉歯・元建築士は、自分の偽装が見破られることを期待していたのではなかったか。だから、単純な、誰でも専門家であれば見破れる程度の偽装をしておいた。そうすれば、その時点で、東京支店長に、「できない」という自分の立場を説明できたはずだ。しかし、どういうことか、通過してしまった。そこから後は、「許可された」という事実が確定して、一連のシステムの中で偽装は隠されていった。
自分の間違いは誰かに発見される。それを期待している。しかし、発見されなかった。その間違いは、後日、重大な結果をもたらしてしまう。最初は、一個人の、本当に小さな決断であった。その決断が、やがて日本中を騒がしてしまう。本人は、さぞ、びっくりしたことであろう。
罪は最初は個人の心の中で起きる。しかし、やがて世界を揺るがしてしまう。その教訓を学んだ。

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