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2005年12月 5日 (月)

ヒルティーのキリスト教理解

 カール・ヒルティの『幸福論』には、キリスト教の論争に関するコメントが、それとなく平易な言葉で挿入されている。余りにも保守的なプロテスタントには、少し意外と思われるようなコメントもあるだろう。
 例えば、二重予定論については、第三部(岩波文庫)の203-204頁に、またファンダメンタリズムについては、同216-217頁に触れられている。いずれも否定的、批判的な内容である。
  また、アメリカのリバイバルのやり方についても批判的であり、第三部の320-321頁には、「アメリカ流の『信仰復活派』の売名的なやり方は、決して永続性ある宣伝にはならなかった」と言っている。これが何を意味しているか分からないが、戦後の日本に、ビリー・グラハムの大衆伝道は大きな足跡を残したと思う。彼と同じ教派の中では批判的動きもあったが、多くは賛同したと思う。

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