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2005年12月20日 (火)

生と死

普通、生まれるということは存在することを意味している。そして、存在は善であり、従って、誕生には「おめでとう」という祝意が付随している。
だから、「生まれる」と苦は普通は結びつかないのである。 しかし、生まれるということは死ぬということと結びついている。命はやがて死ぬのである。しかし、その直前においても、実は死んでいるのだ。生まれた命は、すべて死んで生まれたのである。死という関門を通って生まれたのである。あるいは四苦の「生」の苦の意味は、そういうことなのだろうか。それであれば、女性だけでなく、すべての「生」に対して、生は、その直前の死と一体であるという意味において、「苦」といえる。
しかし、そこには、「生」の輪廻という思想が前提とされているのである。後生だけでなく、前世もまた、肯定されているのである。そこまで飛躍すべきなのか、あるいは、それは飛躍ではなくて、インド思想の中では当たり前のことなのであろうか。

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