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2005年12月29日 (木)

プロジェクトX

昨日、NHKテレビ番組「プロジェクトX」の最終回があった。毎回、感動的な番組であった。無名の人々の挑戦の中に発明・発見、達成の喜びが溢れていた。静かに、深く、訴えてくるものがあった。
この番組の感動を誰もが肯定したであろう。否定する人がいるとは思えない。しかし、もし、疑問を呈すとすれば、ここに現れている人生観は社会の進歩・進化を肯定するものである。ウェーバーの、あの本で描かれている資本主義を進めた禁欲的プロテスタンティズムの人たちと同系の人たちかも知れない。もちろん、プロジェクトXの主人公たちに、狭い宗教的課題はなかったのである。
私は、プロジェクトXの感動を否定するつもりは全然ないのである。しかし、この番組が行為義認の讃歌なのかな、と思う時、その感動に酔う中でも、なお、人間の解決しない問題は残ると思う。

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