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2006年1月12日 (木)

新撰組

戦後まもなく、鞍馬天狗という映画があった。小さな美空ひばりが出ていた。あのころは、勤皇が正義で、新撰組は悪の代名詞のようであった。敵を斬る、裏切り者を斬る、怖い存在でもあった。
しかし、最近は、新撰組は、どうも、そうでなくなったらしい。悪とか、怖いといった印象が薄くなってきた。土方歳三なども、魅力ある存在として描かれている。
どうして、そうなったのだろうか。もちろん、「滅びの美学」というものは、新撰組にもある。近藤勇にも土方にもある。それが魅力なのだろうか。それとも、近代日本に飽きて、江戸時代への郷愁のようなものが作用しているのだろうか。
最近の新撰組は怖い存在でなくなった。しかし、人を斬ることに躊躇しない人たちであれば、そのような印象の変化もまた怖いことではないのだろうか。

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