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2006年1月25日 (水)

近世の夜明け

平野啓一郎さんの小説「日蝕」は単行本になって読んだのですが、文体と共に、内容も面白かった。特に印象に残ったのは最後のくだりです。
これは近世の夜明けに触れたもので、「北方で旺んになっている、アウグスティノ会の一会士によって始められた異端運動に関する報告」という文章があります。この運動のもたらしたものを知っているわれわれとしては、ルターという固有名詞を使わずに、さりげなく書いているところに、何とも言えないくらいの深い余韻を感じます。

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