« 母性原理 | トップページ | 永遠の生命 »

2006年1月23日 (月)

ロシア文学

今、ロシア文学と言って、どんな作家を思うだろうか。私が若い時は、トルストイ、ドストエフスキーという名前がよく話題にのぼったが、今、彼らの名前も余り話題にならないようだ。

今、思うと、トルストイは世界を震撼させた偉大な求道者であったのかも知れない。彼のキリスト教信仰に疑問を持つ人もいたが、その求道の姿勢は、その劇的な最期と共に、大いなるものとして残っているように思う。

ドストエフスキーは、深層心理学の開拓者のようでもある。ということは、彼の文学によって自己認識の深化が得られたということでもある。

彼らが小説で展開した永遠の真理そして求道姿勢を哲学・思想として紹介していったのが、ベルジャーエフであった。共産主義ソ連が崩壊し、近世・近代のイデオロギーを終焉させて、ロシアに戻った、あの民族が正教会との関係の中で、世界にとどろく思想を再び生産する時が来るのだろうか。

|

« 母性原理 | トップページ | 永遠の生命 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104898/8295349

この記事へのトラックバック一覧です: ロシア文学:

« 母性原理 | トップページ | 永遠の生命 »