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2006年1月23日 (月)

永遠の生命

キリスト教では、永遠の生命は世の終わりの体の復活後に始まるとされている。しかし、ヨハネ福音書では、復活後の生命を表すと同時に、今既に、始まっている生命を意味するものとされている。聖母文庫『カトリックの終末論』(里脇浅次郎著)の44頁には、そう書かれています。この「今既に、始まっている生命」が、どのようにして得られるのか、その方法を伝えるのが福音の宣教であろうと思います。
しかし、同書には、また、次のような個所もあります。「教父たちは、永遠の生命は、死ぬ前にしか得られないこと、生存中の回心だけが有効であることを強調している」(同書、17-18頁)。神の審判は死後に始まるのではなくして、われわれの生きている間にも行われている、ということではないでしょうか。「信じない者は、すでにさばかれている」(ヨハネ3・18)。しかし、「生存中の回心だけが有効」というのは、本当の厳しい言葉と思います。

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