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2006年1月 2日 (月)

玄侑宗久さん

臨済宗僧侶・玄侑宗久さんの著書には教えられるところが多い。『禅的生活』では、その知識の広さ・深さに驚いた。『仏教・キリスト教 死に方・生き方』も面白い。キリスト教の宗教経験を仏教的に表現できるように思った。玄侑さんはこれからも著書を通しての活躍を大いに期待されていると思う。
禅宗では、宗教心理学的な言葉が豊富に用意されているように思う。心理学は「科学」として、事実を扱うのだと考えれば、そこでは宗教的前提の違いを超えた対話が可能なのであろう。現代日本社会では、心理学は宗教間の対話をもたらしているかも知れない。また、心理学的探求は、個別宗教の現代的課題としての方向性も示唆しているのではないだろうか。

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コメント

著書を読むと、文系と理系が融合しているような、新しい知性を感じます。大切なことです。誰かが、文系と理系の融合は期待される知性のあり方と言っています。
しかし、キリスト教では、神の探求に関して、ある程度は理性の役割を認めていても、啓示部分に関しては、理性の無力を認めています。この理性の無力の部分もまた、理性探求されているのかな、ということも感じますけれど。

投稿: | 2006年1月26日 (木) 07時18分

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