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2006年2月14日 (火)

平和

社民党が「自衛隊違憲」の立場を表明したが、前原・民主党代表が「残念」と言っていた。私も前原代表と同じような感想を持つ。憲法を読めば、自衛隊を想定していない。しかし、現実は存在している。その乖離を憲法解釈で乗り越えてきた。しかし、解釈という手順は、素直に憲法を読んだ結果ではない。だから、自衛隊違憲は、ある意味で当然なのだとも言える。そこで憲法改正論議が生まれてきている。それは自衛隊合憲を明確にしたいためだ。
戦後間もなく、世界連邦という思想があった。戦争とは主権国家同士の争いという観点から、主権国家から戦争を起こす部分を取り上げて、互いに戦争できなくする関係を造ろうとするものだった。明治維新の廃藩置県の国際版というものだ。現実には国際連合があるが、その理想となるものかも知れない。日本の憲法は、そんな方向を向いていた。しかし、国際社会に目を向ければ、国際社会に信頼して、そこに平和希求の確かな支点を求めることなどできないように思える。
憲法の平和主義はいいのだけれど、どのようにして平和を達成していくのか、政治が現実の問題である以上、現実を見据えた目が求められていると思う。

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