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2006年2月17日 (金)

哲学者の任務

『講座 哲学大系Ⅰ』の中に、こんな言葉がある。

「哲学者は、不安や心配からの脱出を人間に約束するような不遜な任務をおびているものではない。むしろ、人間を不安や心配のただなかに突きおとすことだけが、哲学者の使命なのである」

宗教的断定は哲学の彼方の事柄であるということなのだろうか。しかし、何かの「断定」(これは宗教的な領域だろうが)がないところでは、人間のあり方が不安であり、心配なのだということを示すことができないのではないだろうか。「断定」をそのまま表したら、他の「断定」の下で生きている人たちの間で、摩擦・対立が生まれるだろう。対話形式で疑問として提起したら、効果的なのかも知れない。

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