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2006年2月 6日 (月)

川田正子さん

NHKラジオ深夜便で、急逝した川田正子さんの追悼番組を聞きました。偉大な生涯であったと思います。最後に童謡の意義を説く川田さんに文章が紹介されましたが、子どもたちの心を大切にしようという思いは広がって欲しいと思います。魂が永遠の安息に入られるよう、お祈りします。

それにしても、私の記憶の中では、川田という童謡歌手では、川田孝子さんの記憶が多いのです。川田正子さんの記憶は、私の幼児ではほとんどなくて、ただ、いつからか、川田正子さんが登場して、歌っていたという記憶なのです。今では、逆に、川田孝子さんは、ほとんど顔を出しません。

童謡というのは子どものためだけでなくて、大人のためでもあるのだと思います。子どもの心を持ち続ける大人が大きな仕事をするのですから。

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コメント

童謡を聞いていて、西田幾多郎の純粋経験のこと、エデンの園のことを思った。われわれが生まれ出た所である。成長の段階で、それらを後ろに置いてきたかも知れない。そんな懐かしさを覚える世界である。しかし、純粋経験も、エデンの園も過去のことではない。将来の目指すべき世界のことでもある。この一点を確認できるかどうか、そこで道は分れるのである。童謡によって、過去を想起することは、われわれが行くべき世界への道しるべでもある。

川田正子さんの追憶は、戦争とその直後という、民族の未曾有の体験と結びついているのである。それが特徴的なことである。そのため、その童謡がひとしお、人の胸を打つのであろう。童謡によって引き起こされる苦難の体験が、その童謡を貴重なものとしているのであろうと思う。

投稿: | 2006年2月 6日 (月) 14時44分

「偉大な人生」とは少し大げさかも知れません。むしろ、「意義深い人生」というべきかも知れません。

投稿: | 2006年2月 6日 (月) 21時55分

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