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2006年2月24日 (金)

響きあう世界

ラジオ深夜便で、札幌市・豊原寺副住職、藤倉博也氏の「病気を転機として」という話を2晩にわたり聴いた。面白かった。現代に生きる親鸞の教えというか、教えの説明というか、興味深かった。プロテスタンティズムの「信仰」の構造の解説を聴いているようでもあった。そこには響きあう世界があると思う。共通するものがあると思う。それらを丹念に解読していけば、キリスト教と仏教との貴重な対話になるように思った。
キリスト教世界では仏教は異教である。異端とは正統信仰に対して批判されるもの、異教とは異なる宗教という意味だろう。西欧の歴史的中世ではもそんな図式があっただろう。しかし、そんな目で仏教に無関心、あるいは対抗意識を高めても、そこでは何も生まれない。自分たちの宗教体験をベースにして、また信仰を顧みつつ、仏教者が仏教について語る説明を聞いていく時、そこに響き遭う世界が生まれてくるかも知れない。
宗教者同士の対話は可能だと思う。しかし、イスラム教徒同士の宗派争いは激しい。なぜ対話が出来ないのだろう。井筒俊彦氏の著書を読めば、キリスト教とイスラム教との対話も可能と思えるけれど。

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