« 光 | トップページ | 日本という国 »

2006年3月 1日 (水)

出版の理由

多くの人たちが本を書き、出版する。なぜなんだろう。ドストエフスキーは生活に困窮して、本を書いたという。出隆(いで・たかし)氏は、もう少し、まじめな理由があったらしい。こう言っている。
「恥づかしいものをなおも世にさらけ出すを恥じるが、併し恥じてはいられない。『あの子』は私より先に進んだ。そうした人々にはこの書は無用である。併しあの子ほどにも私ほどにも進んでいない『多くの他の子』がのこっていようから、出さないわけにもゆかない」(『哲学以前』)
最初の部分の抵抗で、表現できない人も多いのではないだろうか。後半部分の理由で、それに勝てる人がいるのだろうか。

|

« 光 | トップページ | 日本という国 »

コメント

『あの子』とは、亡くなった著者の長女のことです。

投稿: | 2006年3月 1日 (水) 13時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104898/8889776

この記事へのトラックバック一覧です: 出版の理由:

« 光 | トップページ | 日本という国 »