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2006年4月26日 (水)

デカルト

デカルトは近世哲学の父と言われていますが、その思惟第一主義といった近世的・人間中心的原理による手順から神の存在の証明を試みる中で、存在論的には神優位を認めていきます。神優位という考え方は中世的です。デカルトにおける中世的要素というものかも知れません。

しかし、その神とは、デカルトにおいてはキリスト教的であっても、内容的にはギリシャの哲学者も論じたようなもので、ただ、存在を承認するといったものかも知れません。

デカルトの矛盾とか循環とか言われているようですが、それは近世と中世との対話に道を開くものかも知れません。

デカルトは確かに、近世哲学の原理の発見者として知られていますが、同時に、後世に問題提起も残したのかも知れません。

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