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2006年4月17日 (月)

横田めぐみさん

「横田めぐみ」という一人の日本人女性の名前がマスコミに出ない日はないほど有名になっている。北朝鮮に拉致された人だ。

ご両親は救出を求めて精力的に活動している。非は北朝鮮にある。それは最初の事件に関してで、間違いない。しかし、その後、どうなっているのだろうか。

あるいは、真相が明らかになった時には、ご両親には過酷な内容になっていないか、少し、そんな心配をする時もある。

めぐみさんは、生きているとしても、日本に帰れない理由があるのではないだろうか。政府高官の妻として、国家機密に関わってきたとして、もし、日本に戻れば、そして当時、また現在のことを語れば、北朝鮮の国家機密が暴かれるというリスクがあるのではないか。交流が生まれれば、それらの隠されたものは知られると覚悟しなければならないだろう。

めぐみさんは、今、衣食の事欠く北朝鮮の中での特権階級に属するのではないだろうか。拉致という被害を受けた人たちに対して、北朝鮮が、それを償うための生活保障をしたかも知れない。拉致されたとしても、もし、特権階級の人だとすれば、北朝鮮の人たちには、「お気の毒」といったものとは別の感情が起きるかも知れない。

めぐみさんは、そういう立場を理解しているために、あえて、自分は「死亡」という形で決着をつけたかったのではないか。「死亡」説は、北朝鮮の「うそ」ということで、日本側は追及しているのだが、めぐみさんの意思は、そこに働かなかったのだろうか。最初は、強制的に連れてこられても、どこかで、そんな自分の運命を受け入れて、日本と家族とに決別したのではないのだろうか。

そう考えると、日本で、自分の救出を求めて、両親が一生懸命に活動していることが、逆に、めぐみさんの重荷になっているかも知れない。こんなことが、この事件の解決を長引かせているのではないだろうか。

すべてが明るみに出されることで、確かに解決はする。しかし、その時、新たに別の問題が起きてくるような気がする。しかし、それに耐えることも、また求められている。そういうことすべて予想しつつ、拉致問題の運動は続けなれていくべきなのだろう。

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