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2006年5月29日 (月)

教育と宗教

超越体験とか超越価値というものは宗教に属するもので、教育とは人間の自然的な内的価値の発展を志向するものである。そういう言い方は、一応は妥当すると思うけれど、そう単純ではない。教育、生涯教育という試みの中では、超越的価値も取り込まれているのが普通だと思う。それは逆に言えば、超越的体験・価値に安住している宗教の側に、その価値の崩壊を招くような油断はないのだろうかという反省を迫ってもいるのである。
教育と宗教は、現代社会では、相互乗り入れしているように思う。自己実現、至高体験など、宗教的概念でもあり得る。ということは、宗教的真理は、宗教団体の伸び悩みをよそにして、今、世俗的な領域で、その探求の中で、よく知られているということである。

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