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2006年7月17日 (月)

背教の論理

キリシタンへの弾圧は苛酷を極めた。その弾圧の前には、転びへの説得が行われたが、その論理は、神の性質の矛盾に関する指摘であった。神は、どうして人間をかくまで苦しめるのか、それが愛なる神のなさることか、しかも神は全知全能であるというが、そんな神をどうして信じることができるのか。
この論理を見出したのが、ハビアンであった。当代随一のキリシタン知識人であったハビアンの見出した神の矛盾は、その後の日本の宗教史の中でキリシタン批判(キリスト教批判)の論理として長く継承されていく。その一つが創価学会の「折伏教典」にある。
ハビアンの問題提起は、決して古くはないのである。現代の問題でもある、と思う。

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