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2006年10月24日 (火)

超越と内在

金子みすずの詩の中に「蜂と神さま」というものがある。次のようなものだ。

蜂はお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに。
そうして、そうして、神さまは、
小ちゃな蜂のなかに。

内村鑑三の墓碑にも、同じような言葉が記されている。しかし、最後の言葉はない。「神さまは、小ちゃな蜂のなかに」という言葉である。この点では、内村よりも、みすずの方が真相に近いのではないだろうか。神の「超越と内在」の両方を、みすずは語っているとしたら、しかも、26歳で亡くなった人が言ったとしたら。そんな驚きが走るのである。

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コメント

内村の墓に書かれている言葉は、次のようである。

I for Japan; Japan for the World; The World for Christ; And All for God.

投稿: | 2006年10月24日 (火) 10時53分

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