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2007年2月16日 (金)

空を見つめて

「love 2000」以来、しばらくhitomiさんの歌をよく聞いていた。

「hitomiさんの歌を聴くと元気になれる」。当時、そんな感想を寄せる人が多かったけど、なぜなのだろうか、と思った。

ようやく、いくらか分かってきたような気がする。

それは、集中的に空即是色の世界を歌っているからだ。

演歌というのは、どちらかというと色即是空の世界を歌っている。その「空」は、空即是色の「空」と、言葉は同じ。転換点のこと。

空とは、人間にとって極限的な無の経験の風景で、そこでは人生にとって重要な意識の転換も行われる。

その空における意識の転換の過程も歌詞の中でつかまえられている。

空(くう)は、空(そら)にも関係がある。空(そら)も、また歌詞の中では、よく使われている言葉。

「空を見つめてる/何がいちばん大切って/
空に守られて/不思議と分かるかもしれないからね」
(raise my eyes  「by myself」)

色即是空も空即是色も般若心経の中にある言葉である。日本人の好きなお経の一つに般若心経がある。

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