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2007年3月20日 (火)

詩人哲学者

天上の 音楽を聴き 執筆し
 実存にあり トマスに向かう
 
吉満義彦は詩人哲学者であった。彼は天上の音楽を聴きつつ書いたと言っているが、そこには透き通った情といったものが流れている。彼は聖トマスのスンマを読み続けた。スンマは彼の臨終の床にもあった。しかし彼の思考はスマンとは異なり、むしろ実存的であり、その点では、聖アウグスチヌスの系譜にある人のようでもある。

吉満義彦の文章は確かに難解で、この点では大衆的でない。私は文章に関しては、むしろ内村鑑三の方を好む。彼の文章は短く、そして分かりやすい。また明瞭でもある。彼は理系の人間であったが、聖トマスもアリストテレスも、どちらかといえば、理系である。これに対し、吉満は文系であったと思う。

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