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2007年3月 9日 (金)

詩人

悲劇の中に詩は生まれる
詩人誕生は神のわざ
   
詩人の魂に焼きついているしるし
そのしるしのため日々、死に直面している
   
殺伐とした世にあって
天来の炎が魂の古層に触れ
   
新たなる創造の言葉が
泉のように湧き出てくる
   
民族の誇りとは、
一人の詩人を得ることなのだ
   
地底から、そして遠くから
うめくような叫びが聞こえる
   
深淵から立ち上る炎には
存在を無化していく不気味な力がある
   
それを聞くな、見るな
深淵をのぞくな
   
むしろ理想をみつめ
理想を語ろう
   
焼かれる体の中から
魂の浄化が始まる
   
復活者の愛の神秘の中で
やがて叫びはやむ

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