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2007年5月30日 (水)

魂の落ち着き

「ペスタロッチの教育思想の根本は魂の奥底の落つきと云うものがなければ真実に一人一人の能力と云うものを延ばすことができないという考であります。魂の根本の静けさがあれば人間は各自その天賦の能力なり資質なりを延ばして行くことができる」(『ペスタロッチ隠者の夕暮』福島政雄著)

ゆとり教育というものは、この「魂の落ち着き」の重要性に気づいたのだと思う。教育の前提に何かが必要だと気づいたのだと思う。しかし、見い出せなかったのだ。そして、学力の低下に驚いて、元に戻ろうとしている。

あの大学紛争の時、学ぶ余裕はなかった。教育以前の関心事が学生の心を占めた。

「魂の落ち着き」は教育の可能性の中にはないのである。しかし、そもそも、これがなければ教育は始まらない。教育再生は、この点を考えねばならない。

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