« 人間学 | トップページ | ふるさと納税制度 »

2007年5月24日 (木)

教会博士

トマス・アクイナスの列聖は1323年7月18日のことであるが、彼はまた「教会博士」の称号も得ている。トリエント公会議の直後である。

トリエント公会議の期間は1545年から1563年であった。この公会議は、「ルター主義に対抗して開かれたローマ教会の公会議で、この歴史的な大会議場の中央にあった机上には聖書と「神学大全」とが終始置かれていて、常に会議を導く指針とされていたといわれる」と言われている(『トマス・アクイナス』印具徹著、日本基督教団出版部)。

トマスが、「教会博士」の称号を受けたのは1567年4月11日で、公会議の4年後のことであった。公会議の意識がうかがえるようだ。

ということは、プロテスタントがカトリックを理解するには、どうしてもトマスを理解しなければならないということであろう。印具氏はプロテスタントの人であるが、トマス研究により、西方教会の中の相互理解に努められた功績は覚えられなければならないと思う。

|

« 人間学 | トップページ | ふるさと納税制度 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 人間学 | トップページ | ふるさと納税制度 »