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2007年5月10日 (木)

小津世界

濃密な コミュニケーション 平凡な
 生活の中 今は昔か

小津安二郎監督の世界は、平凡の日常生活が基本にあるので、人によっては退屈を感じる人がいるかも知れません。しかし、会話が、少し饒舌、くどいと思われるくらい続くことがあります。「東京物語」にも、それがあると思います。これは、単純・素朴な生活の中であっても、それだけ濃密なコミュニケーションがある、あるいはあったのだということなのかも知れません。

一日中、家の中に一人、こもっていても、そんな濃密なコミュニケーションを感じている人もいるでしょうし、逆に、人ごみの中に出て、人一倍、孤独を感じる人もいるのではないでしょうか。

小津作品の世界は不思議な余韻を残す、忘れられない世界でもあります。

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