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2007年6月18日 (月)

エキュメニズム

エキュメニズム(教会一致運動)とは、主に西方教会内の秩序づけの課題であろう。

秩序づけとは存在者における統合の問題であり、基礎づけとは存在者と存在との間の関係づけのこと。

そう考えれば、エキュメニズムは見える教会の中における秩序づけといえるのではないだろうか。

しかし、見える教会は見えない教会に基礎づけられている。その関係を是認すれば、見えない教会の方を見ているものが、ソボルノーチスであり、無教会であろう。

無には無限の吸収力がある。エキュメニズムが、この無を見い出す時、その課題は進むのではないかと思う。

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コメント

エキュメニズムというのは最初、プロテスタント教会の中から始まったのだけれど、それは、教会間の対立の弊害を感じたからだろう。そして世界教会協議会というものが出来た。その後、カトリックも第二バチカン後に、この運動に参加した。その方向は、宗教改革の前に戻すことなのかも知れない。しかし、そうなってしまえば、プロテスタント教会は消えてしまうのだから、この方向はプロテスタント教会として警戒するだろう。実際、プロテスタントのエキュメニズムというものは、各教会の独立を前提としていて、それを侵さない。だから、少し力点に違いがある。こんな違いは、余り語られることはないが、みな心の中では感じているのではないだろうか。

宗教改革前は、西方教会は一つの教会であったといっても、それは建前のことで、論争はあった。一つの家の中で議論するのか、それとも、家を別にして、取っ組み合いを避けた形で付き合うのか、その違いなのかも知れない。

投稿: | 2007年6月18日 (月) 09時42分

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