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2007年6月30日 (土)

出版の意義

「世の中に出版することによって、自分の最も個人的な精神活動と、最も個人的な思索と意欲、および知識や信仰における最も個人的な精神的姿をもって、自分自身の中から立ち出で、全体のために意味あるものとなり、またそのために何かを行うことができるという可能性ほど、生き生きした精神にとって大きな魅力を持つものは、世界中ほかにはほとんど見られない」(『人間教育』ヒルティ著)

インタネットが個人に開かれている現代では、ある意味で、出版は誰にでも可能な世界になっている。世界発信が個人に可能な時代である、という意味である。

しかし、インターネットは使う人の意図によって、きっと裁きを招くものだと思う。悪く使う人は、それによって身に裁きを招くし、よく使う人は、それによってますます益を受けるだろう。

出版とは作家の舞台である。現代では、誰でも意志があれば作家になれる。しかし、それで生活できるかどうかは、別の話である。

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コメント

人はなぜ、出版するのだろうか。それは、アイデンティティの追求のためかも知れない。自分の可能性は、自分のアイデンティティの追求の中にある。それ以外のところには、ない。

人は自由だという。しかし、至る所でつながれている。自分を繋いでいるものを知る人は、自分を知る人でもある。しかし、至る所で繋がれていても、天井に窓がある。そこを行くのは誰も阻害しないし、できない。それが完全への道なのだろう。自己のアイデンティティ追求の道、またの名を自己実現の道。

自由は上にある。こればかりは誰にも妨害できない王道である。

投稿: | 2007年6月30日 (土) 13時42分

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