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2007年6月25日 (月)

思惟の矛盾

「社会生活に関するわたくしの思惟に含まれている根本的な矛盾は、わたくしの内部に二つの要素が並んで存在していることと結び合っている--すなわち、人格の自由と創造に関する貴族主義的な解釈と、各人の尊厳、最もとるに足りない人間の尊厳さえも主張し、生活における彼の権利を保証せよという社会主義的な要求とである。これは高き世界に対する熱烈な愛、至高なものに対する愛が、このより低き世界、苦悩の世界に対する憐憫と衝突することである」(『奴隷と自由』ベルジャエフ著)

前者がエロース、後者がアガペーなのだろうか。高きものに心がひかれ、また低いところにも関心がある。それは人格の分裂を意味しているのだろうか。いや、逆に健全さを意味しているのかも知れない。

呼吸は吐くと吸うの逆の動作の繰り返しで、それで生命が維持されている。吐くでけでも、吸うだけでも、一つの動作だけでは、人は生きられないのである。

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