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2007年6月16日 (土)

アウグスチヌスの多面性

「教会を神の国と同一視し、教会の歴史的観念を、神の国の終末的観念と同一視することは、聖アウグスチヌスに由来するが、また客体化された意識から産れる幻想の一つである」
(『奴隷と自由』ベルジャエフ著)

無千年王国説や事効論はアウグスチヌスに由来して、それらは「教会と神の国と同一視」に影響を与えたかも知れないが、一方で、「見える教会」と「見えない教会」の区別もアウグスチヌスに由来することを考えれば、アウグスチヌスの一面を見ただけで、彼のすべてを語るわけにはいかないのではないだろうか。

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