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2007年6月20日 (水)

堕罪の結果

「人は最初創造せられた時には意志の自由を具有していた。と言うことと、その意志の自由が、アダムの最初の犯罪に於て喪はれたと言うこと。これが聖書の教える主要な真実である」(『基督教』岡田稔著)

堕罪前のアダムにおいては、恵みを保持する自由と失う自由があったけれど、堕罪後には、その自由がなくなった、ということが著者の言いたいことなのだろう。絶対他力、アウグスチヌスの恩寵論から、そういえると思う。

しかし、受け止めようによっては、堕罪後に人間には自由意志がないということになり、それでも人間といえるのか、という議論になる可能性もある。

「意志の自由」を自由意志と考えると、それは堕罪前、堕罪後ともに人にはある、という反論。自由意志のない人間を人間というのか、という議論。人間である以上、誰にでも自由意志はあるという主張。

このあたりは丁寧に議論しないと、誤解が生まれてくると思う。

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