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2007年7月 7日 (土)

人格の誕生

ベルジャーエフにとっては、人は生まれながらに人格なのではなくて、人格に生まれ出るのだいえるのかも知れない。

それは神体験のうちにある。

「神は実存的領域中に、超越の試みられる体験のうちにある」(『奴隷と自由』ベルジャエフ著)

これは回心の説明であろう。そして、おそらく、この体験が、神の存在の唯一の証明なのだろう。こうして生まれでた人格について、彼は語る。

「人格は全面的に世界と国家の市民であることができない。なぜなら彼は神の国の市民であるから。この理由から人格は言葉の深い意味において革命的な要素を含む」(『奴隷と自由』ベルジャエフ著)

「革命的な要素」というのは、通常の意味である「サタンの内輪もめ」による「革命」ではない。それらの絶対矛盾的超越の現実への移行を意味している。

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