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2007年7月15日 (日)

終末論

「究極的なるもの即ち終末は一方に於ては既に現実となっておるにも拘らず、同時に他方に於ては将来に追求さるべきものとして示されているのである。これら二つの矛盾せる真理が一つに結合する時、ここに生ずる緊張こそ最も深き意味に於て終末論的なのである」(『神の痛みの神学』北森嘉蔵著)

内村鑑三が再臨運動を中止したのは、終末の現在を知らない人たちが、将来の終末に関わり出す中での異常を憂慮したためであった。しかし、また、終末の現在にのみ「安住」して、将来の終末への関心を失うこともまた、問題なのではないだろうか、という問題意識が、この個所で提起されているのかも知れない。

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