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2007年7月30日 (月)

エクスタシス

「エクスタシスに於いて吾は一者に没入するのであるが、吾は本来の吾に帰り、その極一者と合一するのである。故にエクスタシスに於いては一面吾を脱却して一者に没入するのであるけれども、他面又その時吾は本当の吾になっているのである」(『プロティノス』鹿野治助著)

エクスタシスとはエクスタシーのギリシャ語読み。恍惚という意味で使われる。しかし、実は、これは重要な言葉である。

「人間が神と合一した忘我の神秘的状態。フィロン・新プラトン主義・中世神秘主義思想家の重要な概念」(広辞苑)といわれる。

要するに、新生・聖化における聖霊体験と翻訳して考えればよい。新生はカイロスであり、聖化はカイロスではない。しかし、聖化におけるカイロスが「キリスト者の完全」と言ってもいいのかも知れない。

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