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2007年7月 4日 (水)

哲学と神学

「T.S.エリオットによると、現代哲学の主流は叡智と直観の表現という伝統的な哲学の概念から逸脱しているが、この病弊の根源は哲学が神学から分離されたという事のうちに見出される。彼は、ピーパーが哲学を神学と再び結びつけ、そのことによって哲学をその本来の姿--叡智と直観--に回復させていることを高く評価している」(『トマス・アクイナス 言葉の鎖』ヨゼフ・ピーパー編著、エンデルレ書店、7頁)

この批判はベルジャーエフには当らないだろう。しかし、啓示とか霊的体験とか、理性を超える事柄が、理性を最終的な権威とする学問として成り立つのだろうかという問いはあるかもしれない。

ピーパーはドイツのカトリック思想家で、何冊か邦訳もあると思う。

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