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2007年7月12日 (木)

「自己への愛」

「アウグスチヌスの倫理が幸福思想によって支配され、倫理の根源として自己愛が肯定されていた事に関しては、カール・ホルがその卓抜なる論文「アウグスティンの内的発展(Augustinua inners Entwicklung)に於て明にした。「神への愛と隣人への愛との中間に絶えず自己への愛が書き込まれる」「隣人愛の基準は自己愛から規定される」。ホルがアウグスチヌスをば「基督教倫理を堕落させた者」と呼ぶ所以である」(『神の痛みの神学』北森嘉蔵著)

ニーグレンにも、バルトにも、アウグスチヌス批判があった。ホルにも、あるのだという。

「自己への愛」というのは、「本来的自己への関心」と言い換えることができないだろうか。できた時、それは否定されるべきことであろうか。神のもとに立ち返る我を否定せよというのがキリスト教の教えなのだろうか。

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