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2007年7月25日 (水)

騒動

「人類の愚かさと狂気とは非常なものであって、無数の人々が、今もなお、地獄への道を突進している」(『説教』ジョン・ウェスレー著)

こういうことを真面目に言う人がいたら、やはり、ひと騒動起きるのではないかと思う。その愚かさが狂気と思うことがある。

「容易に認められることだが、この世が狂気とみなす決定的な事柄は、すべての現世の事柄へのあの徹底的な蔑視であり、また、永遠の事柄の動揺しない追求である」(『説教』ジョン・ウェスレー著)

だから、キリスト者は抵抗を受ける。抵抗する人たちは、それを正しいと思っている。

どんな抵抗が、この世で起きるのだろうか。

「悪魔は、私を誘惑し攻撃しても、思い通りにならないのを見ると、即ち、私の伝道をさまたげ、その目的を無効にしようとしたが、結局出来ないのを知ると、今度は手をかえて無智な人たちや悪意ある人たちの心をそそのかして、私に蔭口を浴びせたり、難癖をつけさせたりした。そのためには悪魔は智恵の限りをつくし、その手下どもは気の廻る限り工夫して、近郷近在で私をさんざんに非難させ、それによって私の伝道を思いにとどまらせようと企んだ。そのために、あちらこちらで私のことを、やれ魔術師団だの、やれ陰謀家だの、やれ野盗だの、なんだかんだと言いはじめた」(『恩寵溢る』ジョン・バンヤン著)

少しは抵抗があった方がいい。天国ではもう味わえないのだから。この世で、じっくり味わった方がいい。

苦難もまた、水の如く流れていく。平面を行く巡礼ではなく、上を目指す巡礼たちにあっては。

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