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2007年7月 9日 (月)

社会的制度

「教会は社会的制度として存在するが、この側面からみる時、それは客体化の世界に属している。人間を自由にすべきであるに拘らず、しばしば彼を奴隷化する教会の存在のうちにある一切の矛盾はこれに由来する」(『奴隷と自由』ベルジャエフ著)

教会の社会的制度は、その本質(キリストのからだ)に秩序づけられている「相対的」「手段的」なものと理解すればいいのだけれど、ドナティストとの異端論争における分裂危機を避けるためのアウグスチヌスによる事効論的発想が、いつしか社会的制度の「絶対化」を生む契機になったとは言えないだろうか。

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