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2007年7月 5日 (木)

モーツアルトの如くに

プロティノスの執筆作法は、どうであったろうか。そこには、あたかも、モーツアルトを彷彿させるような「作法」があったらしい。『プロティノス』(鹿野治助著)には、こんな記述がある。

「プロティノスは自分の書いたものを読み返さなかったが、シェストフに依れば、読み返さないのは、それによって固定化をしない為なので、神秘主義の神秘主義たる所以である」

「プロティノスは綺麗な字を書かなかったし又綴を正しく書かなかった。そして、執筆する前に先づ思索して終迄出来上ると、恰も何か書物から書写しでもするかの様にすらすら書いたとポルフュリオスは伝えている。プロティノスは文字に拘泥せず、又読み返さなかった」

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