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2007年8月12日 (日)

中国のキリスト教

『週刊新潮』に最近、キリスト教関係の記事が出ている。8月16・23日夏季特大号では、「中国人の1割は「キリスト教徒!」」の記事がある。その中では、こんなふうに紹介されている。

中国には、プロテスタント系の「三自愛国運動委員会」とカトリック系の「中国カトリック愛国会」があり、政府公認になっている。

「三自愛国運動委員会」は、1950年の朝鮮戦争の時、反米・北朝鮮支援の政府方針のため、キリスト教も外国依存から脱するため、独自の方針を立てた。それが「三自」で、教会政治の「自治」、財政管理の「自養」、伝道と神学教育の「自伝」を意味する。06年4月の政府発表で、信徒数は1600万人という。

「中国カトリック愛国会」は、57年、中国とバチカンが国交断絶したあと、翌58年から、神父の叙階を独自で行い、06年4月の政府発表では信徒数は530万人という。

ということは、06年4月段階で、2130万人のキリスト教徒がいるということを政府は認めていることになる。

しかし、中国には、政府公認ではない教会もあり、記事では「家庭教会」と言われる。「家の教会」とも言うのではなかったか。それらは、現在、7000万から8000万人いるといわれている。

そうすると、政府公認と合計すると、9000万から1億1000万人くらいがキリスト教徒になる。

しかし、国務院国家宗教事務局の葉小文局長の報告では、1億3000万人のキリスト教徒がいるともいう。この数字が、「中国では人口の1割がキリスト教徒」の意味である。

ということは、宗教人口は、もっと多いのではないだろうか。05年、華東師範大学の調査では、16歳以上の中国人で信仰を持っている人は推定3億人(31・4%)という。これだけの宗教人口がいて、無神論の共産党一党独裁政策は、どこかに無理が出るのではないだろうか。

詳しくは、『週刊新潮』を読まれたい。

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