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2007年10月 8日 (月)

包括主義

諸宗教の混在する日本で、他の宗教者と誠実に付き合うためには、包括主義を、もう一度、考えなおすことが大切かも知れない。

カール・ラーナーの「無名のキリスト者」の発想が、そこにある。仏教徒も「無名のキリスト者」であり、またキリスト者も「無名の仏教徒」という具合に、互いに「異体」であっても、「同心」の過程にあると考えればいいのだ。

ここで、露骨に改宗主義を持ち出しては、対話ができなくなるだろう。

吉満義彦は、私はカトリックという立場で、キリスト教全体を考えていると言ったことがある。最近は、カトリックの中で、日本の宗教・思想への関心が高まっているように思うけれど、対話の材料を提供しているということでは歓迎すべきと思う。

エキュメニズムも、諸宗教対話も、包括主義原理でいけば、前進できるような気がする。

ここでも、内村鑑三は先駆者である。

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