慎みと規律の国
仏教からは慎みを、儒教からは規律を教えられてきた国が日本。日本のかたち、それは慎みと規律ではないだろうか。
慎みとは色即是空の思想からくるものである。
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岩井 淳: 千年王国を夢みた革命 (講談社選書メチエ)
千年王国に関心を持つ人に身近に入手できる本です。いろいろな立場があり、キリスト教の終末思想を確立するには、これらの歴史に参入しなければならないと思います。
前田 英樹: 信徒 内村鑑三 (河出ブックス)
日ユ同祖論関係の記述、再臨の地としての日本など、これまでの内村論にはなかった新しい視点があると思います。
佐藤 優: はじめての宗教論 左巻―ナショナリズムと神学 (NHK出版新書 336)
相変わらず、著者の博識が光っています。近代とは何か、そんな問いにシュライエルマッハッハーの著書を通して迫っています。キリスト教思想に関心ある人にはお勧めです。
内村 鑑三: 一日一生
毎日、読んでいます。いい本です。内村の伝道は、死後も、このようにして継続していることに、感慨新たなるものがあります。日本の伝道は、静かに、深く、今も着実に進展していることを思います。
金子 晴勇: 教育改革者ルター
特に、第6章「教育の人間学的基礎」は圧巻、必読と思います。
北森 嘉蔵: 聖書と西洋精神史
分かりやすく、含蓄に富む本です。瞑想に誘われます。著者は故人ですが、これから著書を通しての、著者の教育と学びが続いていくと思います。
コメント
『慎みと規律』の国日本について私は少し違う考えを持っている。東日本大震災に際しての人々の秩序ある振る舞いが外国から驚きの目で見られ、その拠って来るところは何かを大学生が話し合う場面まであった。ある外国人の意見では教育の故だろうとのこと。そしてここに記載されている意見。教育や習慣、躾の類は一代限りであるし後から付けたもので危急に際しては役に立たない。私思うに日本人の血の中にそのようなものがあるのだ。こう思い巡らす時に、この記事の何処かにもあった日ユ同祖論と言うものが心に浮かんでくる。この国の上に遥かな歴史の霧の彼方から今に至るまでアブラハム、イサク、ヤコブの神の霊が降りている。色々な働きで降りている、その働きに人々は名前を付けている。そのような場所が無数にある。定められた時に定められた仕方で人々はその場所に詣でる。それが神社であり神道であろう。もし諸国民が日本人の行動を賞賛評価するならばその誉れはこの国を覆って今尚その霊が降り注いでいる真の神に帰すべきであろう。
投稿: 高橋晃清 | 2011年5月25日 (水) 17時30分