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2007年12月14日 (金)

ドストエフスキー

「総じて彼のカトリシズムの理解は浅薄であることはむしろ彼と同じロシア正教の立場にあるベルジアエフも認めているごとくであり、さらにわれわれはドストエフスキーが思想的に親近していたソロヴィエフ自身がカトリシズムに晩年において帰せざるを得なかったのを思えば足りると思う。その点ハイムやトゥルナイゼンなどがドストエフスキーの「大審問官」におけるカトリックの無信仰性の指摘を何かドストエフスキーの積極的意義でもあるかのごとくにみている点は彼らの無知と浅慮を示すものにほからない」
(『吉満義彦全集』第5巻、91頁、「ドストエフスキーの「悪霊」について」)

最近、ドストエフスキーの新しい翻訳で、この人への関心が出ているようだ。しかし、ドストエフスキーのカトリック批判は有名である。そのコメントも欲しいが、上記は、その一つである。

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