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2007年12月 7日 (金)

実存思想

「限界状況を経験するということと、実存するということとは、同一のことなのである」(ヤスパース「哲学」、『ヤスパース、マルセル』(中央公論社)277頁)

キリスト教信仰の根本は実存思想であると私は思う。しかしキリスト教思想は実存思想に限定されていない。

実存思想の目標はキリスト教思想であると私は思う。しかし、実存思想は、キリスト教思想に必ずしも結びつかない。

キリスト教思想と実存思想が結びつく時、もっとも強力な思想が生まれる。その予感がキルケゴールにあったのではないか。

現代思想がキルケゴールを重視したことを思う時、実存思想の忘却はキリスト教思想の目標喪失以外の何ものでもないのではないだろうか。

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