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2007年12月14日 (金)

関心の持続

ブックオフで『キリスト教と仏教の接点』(本多正昭著、行路社)という本を購入した。共鳴する所が多かった。この著者の本を読むのは初めてである。名前も知らなかった。

本はことしの6月に出版されたものだが、昭和51年に新聞に出した文章などから始まり、著者の関心が一貫していることを示している。

日本人がキリスト教徒になる時、プロテスタントから信仰のアイデンティティの追求ということで、ドイツの神学者の著書などを勉強するかも知れない。そこでは、仏教への関心は余り生まれないだろう。しかし、カトリック教会に入った時には、余り神学的な議論の中に入ることはないかも知れない。日本語で紹介されていないのが、一つの原因かも知れない。そして、何か違和感を覚える人が多い。本多氏も、そんな一人であろう。遠藤周作氏も、そうだったと思う。この違和感は、私も何か理解できるような気がする。

この違和感を大切にし、それを第二バチカンからの歩みに重ね、しかも、キリスト教の根本を踏み外さない方向の模索、それが本多氏の提唱であれば、その点では、私も同じである。そして、この模索には、未来があると、私は思っている。

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